カーセキュリティー装置の機能説明
カーセキュリティー(アラーム)装置の機能について、更に詳しく解説します。
アラームには製品の心臓部である製品本体(PCで言えばPC本体)と、その本体を有効に機能させる為の各種センサーやオプション類(PCで言えば周辺機器類)が有ります。
このカテゴリーでは各種センサー類・オプション類の説明を行っております。 また、ワンポイントアドバイスもございますので、ご参考にして下さい。
それから・・・必要以上にオプション類を多数装着するとバッテリーへの負担も高くなり、バッテリー上がりを引き起こす危険性も有ります。それぞれの状況に応じた効果的な必要最低限のオプション装備がお勧めです。(センサーの数に比例し誤報率も高くなります)
1.ボンネットセンサー
ボンネットの開閉を感知してサイレンを鳴らす為のセンサーです。
窃盗犯はエンジンルーム内の配線をどうにかしょうとボンネットを開けようとします。そこでこのセンサーが働き、アラーム本体へボンネットが開いた事を知らせるのです。
車種によっては簡単に車外からボンネットを開ける事が出来てしまうものが有ります。その様な車種では特にこのセンサーが必要不可欠になります。
アラーム製品の多くは、この機能を標準で有しておりますが、念の為チェックされた方が良いでしょう。センサー自体は種類によって若干錆びやすい物もあり、取り付け場所は水はけを十分に考慮してもらう必要が有ります。
設置場所がボンネット内と言うこともあり、急激なエンジンルーム内の温度変化によりセンサー部が結露し、失砲の原因となる可能性も有ります。定期的にグリスを塗り、メンテナンスを行う事をお薦めします。
2.ページャ お薦め!
(月極駐車場等、駐車場が離れている人は必須です)
無線装置(ポケベル)の事です。但し、これは電話回線を使用したポケベルでは有りません。
車両側に送信機能(トランシーバー機能)を持ち、持ち歩く方の受信機(専用端末のポケベル)に電波を送信、離れた場所に駐車している車の異常を知らせてくれるものです。
ですから、携帯電話が通信圏外の地域でも使用が可能であり、維持費(基本料・通信費)も掛かりません。(電池代のみ)
それに多機能な物ではリモコンと一体型で双方向通信による車の状態を液晶表示させる事が出来る物も有ります。
(右写真)
デメリットとしては電話回線を使用しない無線式装置の為、電波法の規制上出力が小さく意外と使用可能な距離範囲が狭い物が多いです。
私はパンテーラ(見通し距離2km・市街地300~1,000mとのメーカー公表値)でも、60m以上の距離で通信不能なケースも有りました。建物の構造、遮へい物、車の向き、高圧電線の近く、等など環境によっては極端に通信距離が短い事は十分理解されてから取り付けられる事をお勧め致します。
上級機の殆どが何かしらのページャを装備する事が出来ます。メーカーは同一でなくても組み合わせによる装着が可能な物も有ります。
3.電話による通知 ページャでは役不足の方にお薦め
例えばYUPITERUで発売されている電話通知システム。(Grgoやパンテーラで使用可能) 例え遠距離でも電話が使える環境なら通知されます。
4.メールによる通知
アラーム製品の中には携帯電話へのメールの送信により異常を通知する方法を取っている物があります。車両の状況が予め準備された内容のメールを送信する事で判ると言う物です。デメリットとしてはメールでの通知は配信が遅れる可能性も有ると認識しておかなければなりません。リアルタイムな通知には若干の不安が有ります。
5.リモコンは自分のライフスタイルに合った物を・・・
リモコンには液晶表示により、ポケベル機能と併せて車の状態をも把握出来る多機能リモコンと、シンプルで携帯性の高いリモコンが有ります。
どちらも一長一短で、ポケベル機能を併せ持つタイプはわざわざポケベルを個別に持ち運ぶ必要が無く、ある意味では携帯性に優れます。また、車に異常が有った場合その警報を伝えると共に、何処に異常が発生したかが把握出来る物まであります。
一方、シンプルなリモコンはキーホルダー代わりにもなり、軽く携帯性に優れていると言えます。私はサーフィンを楽しんでいる時、車のリモコンはウェットスーツの中に持ち歩いています。その様な使い方をする場合はページャリモコンは防水性も低く、扱い難い物になります。
6.バレイモード
アラーム製品には、一時的にアラームの機能を停止させるバレイモードと言う機能が付いています。これはカーディーラー等に車を預ける場合や、カーショップ等でOIL交換等をする場合などに使用します。誤操作による失報を防止する為と、以下に記述しているような不整行為を防止する為には便利な機能です。
7.リモコンは安易に渡さない(貸さない)事! <重要!>
オイル交換、アクセサリー等の取り付けで、カーショップ等で車を預ける場合は安易にアラームのリモコンを渡してはいけません。何故なら預かったリモコンを使用してリモコンの複製等盗難の危険性が有るからです。例え大手のカーショップや近所のカーショップでも、本当にそのショップの人間を信頼出来ますか?
実は某カーオーディオショップにてナビを取り付けて貰った人が、後日たまたまカーセキュリティショップに出向いたところ、本来2つのリモコンしか登録していなかった筈なのに、リモコンが3つ登録されていたと言う事実が発覚した事も有ります。
勿論、事前に気づいた為車は無事でしたが、全てのリモコン登録を再度やり直したそうです。この事以外にも結構疑いの有るショップの情報が有るのは確かです。
私はカーショップでは、セキュリティを解除してから車を渡します。カーディーラーはある程度信頼がおけるので問題は無いと思いますが、どうしても渡さなければならない時は作業中その場に立ち合わせて貰うか、バレーモードにしてから鍵だけ渡しましょう。
但し、CLIFFORDはリモコン操作ではバレイモードのON・OFFが出来ないように設定する事が可能です。もしその様な設定をされれば、リモコンを渡しても問題は無いと言えます。
8.ボンネットロック(フードロック)
これは自動車窃盗犯の手口を十分考慮した有効な対策です。窃盗犯はまず窓ガラスを割るなどの手口で車内に侵入し、直ぐにボンネットを開け、アラームの配線を切断しょうとします。
それにはボンネットを開けなければなりませんが、ボンネットのレバーを引いてもボンネットが開かないようにする物です。ボンネットを開けられなければサイレンを鳴り止ます事が出来なく撃退できるのです。
フードロックには現在数種類のタイプがあります。暗号化されたリモコンによるロック方式(常時ロック式)や、アラームが発砲した時、一定時間のみボンネットを開かなくするタイプ、キーを使用する機械式のロック方式等が有ります。
但しフードロックを装着する場合はボディ加工(穴開けやビス止め加工)を必要とする場合が殆んどです。依頼する時はその点を十分承知の上注文して下さい。簡単な対策方法としてはレバーからボンネットワイヤーを外し別の所に隠してしまっても良いかもしれません。(^^)
9.レーダーセンサー(プロキシミティセンサー)
外出先で積極的に車を守るのに有効なセンサーです。普段車を保管している月極駐車場や屋根の無い駐車場で使うものではなく、外出先の一時的に駐車する環境でのみ使用出来るセンサーとお考え下さい。特に普段車を使用しない時に停めている月極駐車場でのご使用はトラブル(近所迷惑)の元になってしまいます。
車に近づいたり、ウィンドウから覗き込む相手を感知し反応するセンサーです。つまり周囲の動きを感知して反応します。つまり隣に停めている車の人の乗り降りにも反応します。高度な機能を持つ製品では警告ゾーン(外側)と警報ゾーン(内側)の2段階の物が有り、単に動きだけを感知する物と、近づく物の方向性まで判断する優れた物も有ります。
車を傷付けられずに済むのにはもっとも有効なセンサーです。大型車(ランクル100やハイエースなど)の場合、リヤまで完全に感知させる事は不可能ですが、車内を覗き込む窃盗犯を威嚇するにはもっとも有効な機能と言えます。
基本的な動作感度としては、運転席側または助手席側の窓から中を覗き込もうとした時に警報のみ鳴る設定がベストです。なぜならばこのセンサーは、雨天時フロントガラスやウィンドウガラスを流れる雨にも感知してしまいます。このセンサーを取り付ける場合、駐車状況に応じてこのセンサーをOFFにしておきます。
自宅に駐車場が無い場合はあまり活用出来ませんが、外出先やサーファー等人気の無い場所に駐車する人には特にお薦めです。設定のお勧めとしてはレーダーセンサーでの感知では警報のみをお勧めします。窃盗犯や悪戯目的のやからには、警告音だけで十分効果があります。人が近づいただけで発砲までさせてしまうと近所迷惑や信頼性が損なわれる可能性が高いです。
レーダーセンサーについては感度の問い合わせが多いですが、ちなみに私の場合多少の雨(偶にフロントガラスを雫が流れる位) ではまったく反応しません。結構な大雨(連続して雫が流れる位)ですと警告を発する場合も有りますが・・・。
10.ピンポイントセンサー
通常キーシリンダー裏に使用するセンサーです。ベンツなどはマスコットの裏に悪戯防止の為に仕込まれる方もいらっしゃいます。金属音等、特定の周波数に対してセンサーが反応し、例えばキーシリンダーに何か差し込んだり、ガラスの割れる音に反応しますが、私はあまり装着をお勧めしていません。
その理由は雷(落雷)・大雨(集中豪雨)、マフラー改造車の”振動を伴う爆音”には過敏に反応するので、失報が多くなるからです。幹線道路沿いに駐車場がある人や、近くにマフラー改造車が駐車している場所では特に失報する可能性が高くなってしまいます。
装着後失報が発生する場合は感度調整を再設定して下さい。このセンサーは装着時に感度を設定しても、再度設定が必要です。
このセンサーを取り付ける場合、駐車状況に応じてこのセンサーのみをON・OFF出来るようにしてもらう事をお薦めします。このセンサーを装着する場合、ドアばらし等が必要なため、工賃はそこそこ高くなります。
11.チルト(傾斜・ジャッキ)センサー
言葉の通り、車の傾きを感知するセンサー。安価な製品は傾斜地に車を駐車した場合、このセンサーを無効扱いにしてしまいますが、上位機種の製品ではセキュリティをオンにした時の状態を記憶し感知します。
高価なアルミホイールを装着していたり、盗難多発車種(積載・レッカー対策)にお勧めします。小さい地震では失報しません。ジャッキアップ時、タイヤが浮く前位に反応します。エアサス車用等感知開始時間に差があるセンサーが用意されています。
12.ショック(衝撃)センサー・オムニセンサー
殆どのセキュリティ装置が標準で採用しているのがこのショックセンサーです。振動・衝撃に反応し、2段階(警告・警報ゾーン)を持つ物が主流です。通常衝撃センサーは感度レベルをツマミやリモコン操作にて行います。設置方法は車体への衝撃を配線等を経由して間接的に検知する方式が圧倒的に多いです。
CLIFFORDのオムニセンサーはより高度なセンサーで、ショックセンサーが振動検知をレベル調整する物に対し、振動検知を予め記憶させるタイプとなります。オムニセンサーは車体金属部分に直接ビス止めして装着しますので、通常の衝撃センサーに比べ圧倒的な高感度を誇ります。(但し、現行モデルには有りません。)
どちらの方式も自分で感度調節が可能ですが、オムニセンサーの感度調整は慣れるまでは難しいです。但し、「感度調節が難しい=感度調整はあまり行う必要性がない」とも言え、「感度調整を行い易い=感度調整を自分で行う頻度が高い」とも言えます。感度は控えめに!
13.ドアセンサー
ドアの開閉を感知するセンサー。実際にドアを開けられた時のみに反応するので誤作動が少ない。殆どのセキュリティ製品が、このセンサーを採用しています。信号は通常ドアの警告ラインから取りますので、ルームランプをOFFにしていても問題は有りません。
14.ボイス機能
アラームのON・OFF、警告・警報等を英語や日本語等の音声発音で知らせる。オプション設定している製品が多い。しかしあるセキュリティ装置では、窃盗犯に機種を教える事になり、それゆえセキュリティを解除されてしまう可能性の高い事も指摘されています。(パンテーラは除く) どちらかと言うとファッション的な使用用途です。子供に面白がられ悪戯された報告例も有ります。
15.ウィンドクロージャ機能
セキュリティON時に自動的にウィンドウが閉まります。閉め忘れ防止に大変便利です。ちなみにサンルーフも閉める事が可能です。
16.ブラックジャック
CLIFFORD製品に搭載されているカージャック防止機能。日本もカージャック犯罪(ごっつん盗)の報告がされるようになりました。通常は車引き渡し時の設定でOFFとなっています。
ONにするには慣れてからの方が無難です。車をカージャックされた場合、乗り逃げされてから1ブロック先位の距離でエンジンが停止する仕組み。日本では現金輸送車や宝石商ならお勧めの機能ですが、一般的には操作が面倒でお勧め出来ません。
17.「盗難防止装着車」ステッカー
「盗難防止装置装着車」等のステッカーが製品に付いてきます。これを貼るか貼らないか、人によっても様々な意見が有ります。私の考えでは貼った方が良いと思います。
少なくとも車上荒らしを目的とした窃盗犯に対しては特に有効で、私自身ステッカーを貼っていた為に被害を免れた経験が有ります。車を壊されないで済むには結構有効だと思います。
しかし車上荒らし対策としては有効ですが、盗難多発車についてはセキュリティ製品の名前が判らないステッカーを貼る事をお勧めします。私としては製品名が判っても問題ないと思うのは暗証番号入力式の機種のみです。自動車窃盗犯に対しては警報装置が装着されていても、躊躇無く犯行に及ぶので無意味かも知れませんが・・
18.スキャナー
アラームの作動状態を視覚的にアピールするLED発光装置。色々なデザイン、色、発光パターンが有ります。
普段からお車を使用する機会の多い方にはお勧めしますが、週に1回程度の使用などあまりお車に乗らない方や一部の電装系の弱い車種にはバッテリー上がりを引き起こす可能性が高いのであまりお勧め致しません。
ちなみに最近は省電力設計により、ある一定時間経過後やバッテリー状態により、自動的に消灯したりパターンが変わる製品も有りますが、どちらにしてもバッテリーへの負担は大きいです。
19.ナンバープレート盗難防止用ロック
専用工具で無いと外す事が出来ない特殊なボルトです。製品によっては一度装着すると物理的に簡単には外れない物も有ります。(但し、この場合ディーラー等でも外せない為、バンパー交換等の場合困る場合が有ります。)
これで盗難時の偽造ナンバープレートへの交換が簡単に出来ないようにする事が出来ます。細かい所にも手を加え、窃盗犯に嫌がられる対策をしましょう!お勧めはマックボルトです。見た目も高級感が有り、陸運局のボルトとは違い高級感が有ります。
20.バレイスイッチ
アラーム作動緊急解除用スイッチ。例えばリモコンの電池が無くなってしまった時とか、無くしてしまった、リモコンの操作をしてもアラーム本体が操作を受け付けてくれない時等、緊急解除が必要な場合使用するスイッチです。
これにはアラームの機種によって大きく分けて2種類の方式が有ります。単純な物は単なるON・OFFのみです。当然このスイッチは窃盗犯に見つけられにくいように隠す必要が有ります。ですからこのスイッチの存在自体がアラームのウィークポイントになる可能性が有るのです。
もう一つは暗証番号を入力する物です。これはスイッチ自体隠さなくても緊急解除には必ず暗証番号を入力しなければならないので、隠す必要は有りません。勿論お薦めは暗証番号入力方式です。
右上のモザイク部分が暗証番号入力用バレットスイッチ。セキュリティ設定変更も可能な優れもの。
21.セキュリティフィルム
車上荒らし対策に効果的、ウィンドウガラスの破壊を防止する為にウィンドウガラスの強化目的に開発された特殊なウィンドウフィルムがあります。ランドクルーザー100ならサイドウィンドウ6枚の施工工賃で78,000円程度。ガラス破壊以外の侵入手口には無効ですが,暴漢対策にも有効。既にウィンドウフィルムが貼られているウィンドウガラスでは,通常のウィンドウフィルムを剥してからでなければ施工が不可能です。
22.ココセコム <お勧め!>
車輌盗難被害後の捜索に効果大。cdmaOne携帯電話機能とGPS機能を組み合わせた専用端末機を車輌に設置しておくだけで、自車の車輌位置を極めて少ない誤差で捕捉する事が可能なサービスや、セコム警備員の緊急急行サービス(別途有償)をも受けられるサービスがセコムより提供されています。
月額負担金額は945円(税込み)からと低額です。万全の対策をと言う方にはお勧めです。詳しくは下記のココセコムのHPをご参照下さい。
23.バックアップサイレン
もしもの時の電源確保の為、バックアップバッテリーを内臓したサイレン。
たとえ窃盗犯にサイレンを見つけられ、電源線を切られたとしても内臓バッテリーの電源容量が続く限り鳴り続けるサイレンです。
(一般的には約5分程度以上)
24.音感センサー
窓が割れた時の音(特定の周波数帯の音)を感知するセンサーです。ワンボックス等車内空間が広い車種では後方を重点的に守りたい場合有効である。
25.ループセンサー
断線してアースが絶たれる事を感知するセンサーです。応用が利き、オーディオ等車内機器や車外装パーツに仕込んでおけば、取り外された事を感知出来るセンサーです。
26.超音波センサー
車内の空気密度の変化(ドア開け)、窓ガラス等の破壊等に反応するセンサーです。
27.マーキュリースイッチ
車体の傾きを感知するセンサーです。応用が利き、さまざまな活用法が有りますが、初めから傾いた場所に駐車するとかアラーム機種や活用法によっては利用出来ない場合も有ります。
28.エンジンスターター
本来、アラーム作動中はエンジンをかける事が出来なくなりますが、アラームオプションのエンジンスターターはアラーム作動中でも安全にリモートスタートする事が可能です。
そればかりか、エンジンをかけたままちょっと車から離れたい場合、リモコン操作によりエンジンをかけたままキーを抜く事が出来ます。これをショートストップ機能と呼びます。
さらに、アラーム作動中のバッテリー電圧監視や、温度監視も行い、設定したレベルに合わせ自動的にエンジンをかけバッテリーを充電したり、エアコンを効かせたりする事も出来る製品も有ります。
ちなみに・・・MT車でもエンジンスターターが可能なCLIFFORD、MT車ではエンジンスターター装着が不可能なパンテーラ等、機種により制約も有ります。
この機能は外車やスマートキーを装備する国産車に装着するにはかなりの技術を要します。例えば・・・せっかくリモートでエンジンスタートしたのにも係らず、キーがロックされたり、ハンドルロックがされたりして、本来そのまま乗車してキーをONの位置に合わせて発車したくても出来ないと言う様に、ショップの技術レベルによっては使い勝手が著しく不便を強いられるケースが有ります。