施工後の設定・説明について

 カーセキュリティー施工後、カーセキュリティーを装着した車をショップに引き取りに行った時の手順を説明します。

1.引き取りは時間に余裕を持って・・・

 施工後、ショップに車を引き取りに行くと、施工したアラームの操作・動作の説明や、ヒヤリングを行いながら好みの設定を行うと言う手順となります。

 施工した製品・グレードにもよりますが、最低限でも1時間程度はかかると見込んで下さい。

  また、GrgoやPANTHERAなどの駐車環境に合わせた設定が予め必要な機種については、インストーラーにモード設定も行ってもらい、詳しい説明を受ける事が重要です。その説明や設定をおろそかにされた場合は、強く抗議する事もお勧め致します。

2.一度では覚えられなくても大丈夫です

 説明が一通り終わると大体の方が覚え切れないと不安に思われます。でも大丈夫。皆同じです。70歳を過ぎたご高齢の方でも何日か操作すれば一通りマスター出来ます。

 まずは必要最低限の基本操作だけをしっかり覚えるようにし、後はマニュアルを見ながらじっくり覚える事になります。

3.ビデオを持って行くのも一つの手です

 施工後の説明の時、ビデオを持って行って説明を撮影しながら受ける方もいらっしゃるようです。ボイスレコーダーを使うのも良いかも知れません。

4.施工後の設定

 一通り基本的な説明が終わると、最後にサイレン音の長さ等インストーラーがヒヤリングを行いながらお客さんの好みの設定を組み込んで行く事になります。

 以下はCLIFFORDの代表的な設定項目を一覧表にまとめました。

 グレードによっては該当の無い場合もございますが、事前にご自分で決定しておくと、施工後の設定作業に迷わずに済みます。(下記はその一例です)

項目 説明 ワンポイントアドバイス
サイレンの長さ 30秒、60秒、90秒の中から任意に設定 お勧めは60秒以上
ドアロック イグニッションオンでドアをロックさせるか? させないか?

ドアが開いている時は作動しません。
簡易的なカージャック対策としてはお勧めです。
但し、エンジン始動後直ぐにドアを閉めるとロックされてしまう事も有り 注意が必要です。

ドアアンロック イグニッションオフでドアをアンロックするか? させないか? 便利機能
操作音の音色 ソフトな音か大きめの音か? CLIFFORD独特のソフトがお勧め
オートアーミング

エンジン停止後、ドアを閉めて約30秒後自動的にアームする機能を使用するか?しないか?

オートアーミングの場合、キーを車内に置き忘れた時の事を考慮し、ドアもロックするか、させないかも選択可能。
そして更にオートアーミング時、間違ってドアを開けても約15秒程度、発報の作動を遅らせる為の機能有り。

スタンド等で勝手にアームされてしまう事例も有り、使用に際しては注意
が必要。
暗証番号 バレープログラムスイッチで入力する暗証番号

緊急解除や、ブラックジャック機能等を利用する時に使う暗証番号
必ず設定する項目です。
4桁までの数字。但し、最初の数字を0にした場合は桁数が減ります。

オートイモビライザー アラームがオフか、エンジン停止後約30秒経過すれば青色LEDインジケーターが点滅を始め、自動でイモビライザーが作動しエンジン始動出来ないようにする機能。この機能を使用するか?使用しないか? 簡易的な乗り逃げ防止機能として活用出来るが、操作が面倒と言う事で活用する人は少ないです。
ハリアーハイブリット等一部車種では使用不可。

5.上記の設定を変えたい時

 アラームを取り付けたショップにお願いすれば、設定変更を行ってもらえます。まずは取り扱いが簡単な基本的な設定のみをお願いし、高度な設定は後に行うのも良いでしょう。

 ちなみに・・・パンテーラやGrgo製品ですと自分で自由に設定変更可能です。